2010年1月17日日曜日

『鎌倉上総掘り現地見学会』の報告

『鎌倉上総掘り現地見学会』の報告
日時:平成22年1月16日 13時〜17時
出席者:
大道小学校:三橋校長、伊藤先生、小山先生、渡辺さん、小松さん、廣瀬あかね、廣瀬喜代子(PTA会長)
横浜市役所:木村さん、清水さん、春日さん
侍従会:相川会長、竹内さん、岡さん、櫨本さん(HP作成)、廣瀬(記録)
横浜市まちづくりコーディネーター:新明さん

鎌倉市民同窓会(NPO):中島会長、藤井前会長、鈴木さん(鎌倉市役所)、小泉さん(県議)、飯田さん(野鍛冶「三嶋屋」)、白井さん(女性:事務局)、生田さん(女性:事務局)

■ 上総掘り井戸見学(13時〜13時30分)
場所:いわせ下関こども広場(鎌倉市岩瀬)
・鎌倉食用蛙養殖場の跡地でウシガエルの餌として輸入されたアメリカザリガニが最初に持ち込まれた場所
・自噴式の上総堀り井戸を見学
・子どもたちと井戸水の試飲
・近所の人がペットボトルで汲みに来ていた
・コーヒーやご飯の炊飯に使うとうまいらしい

■ 鎌倉市民同窓会の皆様との意見交換(14時〜17時)
場所:鎌倉市福祉センター
・2001年1月から9月にかけて173メートルの井戸を掘った
・途中で竹ヒゴが折れる、金物が脱落するなど9回のトラブルがあった
・掘削を休むと竹ヒゴが乾いて事故がおこりやすい
・常時、2人くらいで連続して井戸掘りの作業を行った
・落ちてしまった竹ヒゴを取り出すために袖ヶ浦博物館から「回し込み」という道具を借りて対処した
・鉄のくさびを数千個使った(使い捨て)
・金具やくさびなどの道具を加工できる鍛冶屋が重要である
・費用は、シンポジウムに150万円、井戸掘りに350万円かかった。
・人件費が主なもので、ボライティアがかなり参加しているので、実際はもっとかかっている
・横浜国立大学の江藤哲人元教授に地質調査を依頼した
・井戸に毒を入れるなどの対策を行った(塩ビのパイプや土管での保護など)
・水不足で困っている世界の地域の人たちのためにも、人力で井戸を掘れる上総堀りを広めたい

●アドバイス
・行政と市民の協力が必須
・市長にも参加してもらうくらいの勢いが必要
・市民参加の楽しいイベントとして実施する
・女性パワーも活用する
・人が立ち寄りやすい目立つ場所に井戸を掘って存在感をアピールする

■ 関連するホームページ
・鎌倉市民同窓会
http://www.kcn-net.org/npo/100.html

・岩瀬上総掘り
http://eokura.blog17.fc2.com/blog-entry-14.html
http://homepage1.nifty.com/m~h/ido/ido.htm
http://bit.ly/4BZDoE

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