ヨコハマまち普請事業最終選考会出席報告
日時:平成22年2月7日(日)
場所:桜木町
出席者:校長、副校長、伊藤さん、小助川さん、小山さん、山田(隆)さん、長谷さん
相川会長、岡さん、廣瀬
大道小学校生徒 男子4名、女子4名 計8名
【概要】
一次選考に通った9つのプロジェクト(1つは辞退で二次選考には8つ)による発表が行われた。会場は立ち見が出るくらいの人が集まっており、近年で最高の盛り上がりだと委員長からの話があった。TVKのカメラも入っており、2月15日の18時くらいからこの様子が放映されるらしい。
【プロジェクトの発表】
・最初に、子どもたちの寸劇があった。短時間であったが、非常に良くまとまっていて好評だった。途中で、子どもが扮したひげを生やしたおじさんが出てくるなど、ユーモアもあり会場から笑いを誘って場の雰囲気を和らげた。
・次に、パソコンを使って、相川会長がプロジェクトの説明を行った。とんぼ池の話から始まり、今までの活動を写真を多用して分かりやすく説明した。
【質疑応答】
・井戸の掘削予定地の近くには、どのような井戸が、どのくらいあるのか
→大道には、3〜4メートルの深さの浅井戸と数十メートルもある深井戸がたくさんある。深井戸が今回の上総掘りの技術を使って掘った井戸である。この井戸は、明治、大正に掘られたもので、昭和30年代に水道が引けたので、現在は、飲料には使われずに、庭の水やりなどに使われている。
・プロジェクトの目的が上総掘りの技術を伝承するというものから、子どもたちや住民が井戸掘りを体験するというものに変わってきたように感じるが、その理由は何か?
→上総掘りの技術を千葉や鎌倉に言って調べた結果、基本的なひご車やハネ木の仕組みは同じでも、地域によって工具が違っていて、この地域の上総掘りの技術がどこでも通用するものでないことがわかった。そこで、技術の伝承より、住民参加、体験学習に重きを置くように目的を変更した。
・学校の中に井戸を掘るということで、学校やプロジェクトの関係者だけが盛り上がるということにならないか?
→大道小学校は、校長のひと声で住民が運動会などの催しに集まるという校風を持っており、地域住民に遠慮しなければイベントができないということはない。また、井戸を掘る場所には、住民が集まって催し物や講習会ができるコミュニティがあり、地域住民が参加しやすい場所である。井戸水を利用するとんぼ池には、孫をつれたお年寄りなども立ち寄れる環境である。
【選考結果】
8つのプロジェクトのうち、5つのプロジェクトが通過し、大道のプロジェクトは、審査員から満票の評価をいただいた。満票は3プロジェクトであった。
以上
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